立ち上げの想い

「あらかわシングルマザーサロン」立ち上げの想い

初めまして。私がシングルマザーとして、当時まだ小学校に上がったばかり娘と二人で、新たな生活をスタートさせたのは、ちょうど8年前のことです。新生活への期待や希望はたくさんありましたが、それと同時に多くの困難にも立ち向かう日々でした。暮らしを支えるための仕事、子どもとふたりだけの生活、非正規雇用の仕事、毎日精一杯で、正直、娘のことまでに気持ちが行き届かない日もありました。いろいろな苦労をかけてしまったのではないか。今でも思い返すことがあります。

そんな暮らしの中で、私は「子育て支援」という言葉を頼りに、地域へ飛び込みました。そして、たくさんの出会いに恵まれ「子育てはひとりではできない。大変だから助けてほしい」と言っていいということを体感しました。ひとりで何もかも解決しようとしていた離婚当時の私は、地域のいろいろなネットワークに支えられ、「困った」と言える関係を作りながら子育てすることで、少しずつ子どもとの時間ややりとりのひとつひとつを大事に思えるようになってきました。

 

「シングルマザーとして話せる場がない」

実は離婚を決意するまでも、してからも、自分のことを誰にも話せずにいました。誰にどんな風に相談したらいいかもわからなかったです。「話せる場があったらいいな。」「みんなどうやっているのか聞きたいな。」そんなことを、自身の住む埼玉で子育て活動の仲間に伝えたのがきっかけです。「シングルマザーが話せる場をつくりたい」となり、埼玉で5年前にシングルマザーズサロンを立ち上げました。多くのシングルマザーと、お互いの人生を応援し合える関係が作れたことは私にとって、仕事や子育て、地域活動、暮らしの中でとても背中を押してくれるものになっています。

(埼玉での活動はNPO法人彩の子ネットワーク

 

「あったかい荒川区が大好き」

荒川区には、仕事で8年間通っています。荒川区の子育て支援は本当にたくさんあり、知れば、子育て中の保護者にとっては助かるものばかりです。

しかし、荒川区にはシングルマザーが地域の中で話せる場所や相談できる場所がないのです。埼玉での活動で、シングルマザーと出会えば出会うほどに、なんとか荒川区にもサロンを開きたいと思ってました。仕事で通った、荒川区にも多くの方が私の子育てを支えてくれました。そのことには本当に感謝しています。荒川区でこれまでに関わった方たちに、荒川区でシングルマザーサロンを立ち上げたい気持ちを伝え、共感してくれる仲間に出会え、また荒川区社会福祉協議会のふれあいikik事業の力を貸していただけることになり、あらかわシングルマザーサロンを立ち上げることができました。3年越しの想いが動き出しました。シングルマザーが、あったらいいな。を、シングルマザーの皆さんと一緒につくりたいと思って立ち上げた活動です。よかったら是非一度足を運んでみてください。皆さんとお会いできること、あたたかいお茶を用意して待っています。

平成28年9月

代表 中泉 理奈